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令和6年 どんど焼き

皆さんこんにちは。

 

昨日は善應寺のある地域、清水区蜂ヶ谷の「どんど焼き」の日でした。

どんど焼きはお正月飾りや、昨年のお札、だるまさん等をお炊き上げして、お正月に家に来てくれた神様をお見送りするといわれています。

どちらかと言えば神道寄りの行事ですが、ここ数年は善應寺が行事の進行を任せていただき、点火の前に読経と合唱礼拝をささげています。

 

地域の「子ども会」が主体となって、自治会や消防団なども協力して行う地域の行事として毎年一月の十日前後に行っています。

 大体が燃え尽きてきたら先っぽに「みかん」と「お餅」を付けた竹を入れて、その熱でお餅を焼きます。

コロナ過前はその場で豚汁やお汁粉が配られて、焼いたお餅を入れて食べていましたが、今年はお汁粉のパックの配布になりました。時代の変化ですね。

 しかし、実際にその場で食べ物を作って配るのは大変なので、参加する方、運営される方、双方に負担のない今の形も良いのだと思います。行事が大変になるとやりたくなくなってしまいますからね。少し形を変えてでも地域の行事が残っていくのは、人々の交流や伝統文化の継承としてとても大事なことだと思います。

 周辺の地域でもどんど焼きをやらなくなった地域もあり、またコロナの影響でやめてしまった行事を、もう一度再開するのはとても大変です。こうして残っている行事を大切にしていき、伝統を守っていきたいですね。

 善應寺がそういった伝統を守れる場所になるように、これからも地域交流、地域行事への参加を積極的に行って、地域の人々から頼りにされるように頑張ります。